Xデザイン学校 3回目 ビジネスインタビュー

7月21日(土)に行われた第三回の振り返り。今回も多くの学びを得ることができた。
今回は残念ながらあまり良いアウトプットに至らなかったが、講義中にみえてきた改善策もあったのでそのあたりを中心に残しておきたい。と、、まぁ、やっぱりうまくいかなかったときは、ナカナカ筆がすすまないわけですが(笑)強く当たってあとは流れということで、エイヤで書いてしまおう!!

今回行った事は、簡単にまとめると下記のような感じだ!!

  1. 実際の工務店経営者の方に対して、浅野先生がインタビューを行う。
  2. インタビューの聞き取りをもとに工務店の現状をビジネスモデル・キャンバスにまとめる。
  3. 同じ工務店の5年後のビジネスモデルについてチームでブレスト、ビジネスモデル・キャンバスにまとめ。
  4. ステークホルダーとの関係やお金の流れをCVCAの形にまとめる。

よくなかった点

インタビュー前に、浅野先生からゲーム・チェンジに関してくどいくらいに説明があったにもかかわらず、ゲーム・チェンジをしているとはいえない、現状に対する足し算の提案となってしまい、残念ながらノーマネーでフィニッシュ。うーん消化不良!

原因1:経営者に同調してしまった。

インタビューでの「正直5年後は多分なんとかなんねん」といった経営者の言葉に共感してしまった。
これが一番ダメだったな~と思う。話にならん。。
「いやいや全然ダメです。なぜならば未来はこうなので、こうしないと儲かりまへん。」という心構えで当たらなければならなかったし、アタマをその方向に切り替えなければいけなかった。
さらに、冗談交じりで「なんとかなりそうですね」と発言をしてしまったことでチームメイトの頭に制約をかけてしまったかもしれず、この点は猛省したい。

原因2:議論におけるチェックリストの不在

5年後のビジネスモデルを考える際、個々がアイデアを発言していくものの、なかなか議論が活性化しない/まとまらない状況だった。気になりつつも、どうして良いかわからないまま終わってしまったのだけど、総評での「ちゃんとチェックリストを用意していますか?」という虎の、いや、浅野先生の問いかけに「ああ、それだ」と天を仰いでしまった。

提案内容に関して、これまで講義のなかで語られてきた下記のような条件に当てはまるか評価している?=意識して議論してる?というのが先生のおっしゃっていた事だと思うのだが、まさしくそれが欠けていた。

  • 足し算になってないか?
  • デジタルトランスフォーメーション、モノからサービス、フィンテック
  • モノからサービス
  • 既存のアセットを活用して、従業員をワーカーからシンカーへ

意識できなかったのは失敗だったが、こういった事を議論の前提としてチーム内で事前に共有しておけば、もっとうまくいくんじゃねーの?という実感があったは収穫だった。
(もちろん全員が当たり前のこととして認識しているべきなのだろうけど、いかんせん我々はまだ学びの入口に立っている。こういう安全確認は常にしなければいけないのだろう。)

皆のなかに共通の「正解」の基準があれば、良いアイデアが出た時に「それだ!」と納得しやすいはずだし、逆に違和感を感じたときも「なんか違う」といった漠然としたものではなく、建設的な意見として伝える事ができるはず。
振り返ると、ゲーム・チェンジといえるようなアイデアもいくつかでていたが、何故か流れてしまっていた。これも、チェックリストを共有していれば掬い上げる事ができたのでは無いかと思う。


前回のブログにも書いたけど、毎回学んだ事をちゃんと身に付けて活かしていかないと、貴重な講義を最高に有意義なものにできなくなる。
こうやってブログで振り返るのはもちろん、これまでの講義の内容を手元で振り返ってみようと思う。

また、今回ついに一緒にやっていくチームが決定。それぞれ貴重な時間を割いて集まっているわけなので、有意義な時間にできるよう取り組みたいと思う。

よし、次回も頑張ろう。

—-余談—-

先生が「今回は実力が出る」というお話をされていたが、確かにそうだった。
現在メインでやってる仕事では感じない「足りてない」を久々にずしりと感じた。
新しい場所に身を置くということはそういう事なんだなぁ。

株式会社ナコード代表。 WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て2018年に株式会社ナコードを設立。 主にWEBサイト・WEBサービス構築の領域で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメントの領域で支援をしています。 人間中心設計専門家。