コンテンツの翻訳における「意訳」に関するハナシ

WEBサイト制作に携わっていると、他言語への展開にあたり翻訳が必要な案件にちょいちょい出会う。
今もそういった案件に携わっているのだけど、今更ながらに知った「翻訳の常識」があったので書き留めておく。

翻訳会社さんと打ち合わせをしているなかで伺ったのだが「翻訳には“原文に忠実に翻訳する”というルールがある」との事。
なんでそんな話に至ったか、具体的にどんな説明をうけたのかは、下記の記事がそっくりそのまま当てはまるのでリンクを張っておく。
(なお、打ち合わせをしたのは下記リンクの会社さんではない。)

「原稿の意味を汲んで翻訳して欲しいのに」というご要望への解決策

翻訳界のルールもさることながら、翻訳者とクリエイティブな文章を書くライターは全く別の職能なので、もうひと手間かかるのは当たり前の話だとは思う。
とはいえ、こういった説明がないと受け取る側は「ちょっと冗長すぎない?もうちょっと自然な日本語にならんの?手抜いてるの?」とか感じてしまうところではある。

当然クライアントも同じような事を感じるだろうから、上記のような事情と対策をしっかり説明できることがディレクターとしては大切だよね、と感じたのでした。

 

株式会社ナコード代表。 WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て2018年に株式会社ナコードを設立。 主にWEBサイト・WEBサービス構築の領域で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメントの領域で支援をしています。 人間中心設計専門家。

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