ハリル解任問題に思う仕事での「ダメ出し」について

ハリル解任が発表されたのが4/9だったか、かれこれ1ヶ月。
毎日いろいろな記事を見ながらいろいろなことを考えている。
せっかくブログ始めたし、ひとつくらいは残しておこうと思い書く。

わりと時間が経ってから出てきたこともあり、中西哲生さんのコラムは整理されていて、元サッカー選手のなかではちゃんと協会も批判しつつ、ハリルの限界にも触れておりバランスがとれていると思う。

ハリル氏と矛盾、協会に説明義務あり:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL5136T6L51UTQP00F.html

ここにも書かれている通り、ハリル問題のポイントのひとつは、協会がクビを賭けた「解任デスマッチ」の設定や「おいハリル、ヤバイぞ」っていうアラートを出さずに「選手との信頼関係が多少薄れてきた」っていうフワッとした理由で突如クビにしたことだと思っている。
協会としてはハリルが受け付けなかった、という言い分もあるかもやけど、結果的に伝えられなかったことは組織として失敗であることは変わらんし、批判されて然るべきだし、僕もめちゃくちゃ怒っている。

とはいえ、自分の周りで考えた時に「お前のここがダメ、次やったらクビね」っていうストレートなコミュニケーションってないよな、って思ったりもする。
単なるダメ出しも、ストレートなのは滅多にない。
さらに年をとればとるほど減っていく。
そして静かに仕事が減る。

わりとこの社会の風土みたいなところもあるだろうから、自分を客観視して良い意味で忖度していく必要はあると思うし、だからこそ40近いオッサンに直球でダメ出ししてくれるパートナーやお客さんの存在というのは大切にしたいと思う。

と、まぁ「もっと僕を叱って」みたいなドM宣言のような雰囲気を出しつつこの投稿は終わりです。

株式会社ナコード代表。 WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て2018年に株式会社ナコードを設立。 主にWEBサイト・WEBサービス構築の領域で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメントの領域で支援をしています。 人間中心設計専門家。

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