Xデザイン学校 大阪分校 2020 2回目

今日はXデザイン学校の2回目。今年はコロナ対策で隔回でオンライン講義となっており、今日が最初のオンライン講義でした。

冒頭で、講師の佐藤さんが、講義だけではなく雑談も交えゼミのような雰囲気で、とおっしゃっていましたが、実際に質問から派生したやりとりでも面白い話が聴くことができました。参加している方々がそもそも面白い方ばかりなので、調べても出てこないような生の意見が出てきたりとなかなかおもしろいです。
昨年はチーム単位でのやりとりが多かったのですが、今年、特にオンライン講義では物理的な席の配置がないこともあり、参加者全員でのコミュニケーションも数多く発生しそうで楽しみ。

雑談の楽しさ

質疑のなかで、抽象化について学生になかなか伝わらないが、学生の時にそういった考え方を教えておかないと、社会人になってから気づけないというお話がありました。
すぐに役立つ技術も大事だとは思うのですが、数年後に理解できる教えというのは貴重です。
自分自身の事として考えると、コロナ禍で時間ができて内省の時間が増えたこともあり、この学校で学んだことをUXやサービスデザインという枠を外して理解し、やっと自分の仕事や生活に活かせるようになってきたように感じています。

石の上にも三年。今すぐ役立つかどうかで取捨選択せず一回拾ってしまっておく、ブリコラージュ的な知恵の収集。その土台になる謙虚さが大事だなと感じます。

雑談で終わらないために

今回は「緊急事態宣言下での変化(など)」をポストイットに各自書き出して話し合うというワークを行いました。
自分は今回リーダー役を拝命しまして、ファシリテータ的な役回りも担いました。ワークを回す側としては、雑談で終わってしまわないよう気にしていたのですが、メンバーの皆さんが自分の意見を整理して発言してくれたこともあり、短い時間のなか、いい感じのところに着地できたと思います。

僕自身、ご一緒する方々のお話を聞きたくて仕方がなく、質問したい事も自分の言いたい事も山程あるのですが、それをしているとあっという間に時間切れになることを、これまでのワークショップで散々学んできました笑
今年はうまく自制し、目的への道筋も意識しつつ、議論のバランスをとっていきたいです。

「健康関所」なるパワーワード、コロナ下の胸ポケットの復権、突如みんなの胸に沸き上がる「地域経済への貢献」、、、などなど、できればもう少し時間をとって、コロナ禍での変化について話をしたかったのですが(雑談飢餓)それは次週以降のお楽しみということで、それまでにウィズコロナ時代での生活事業のタネについて思いを巡らせようと思います。

株式会社ナコード代表。 WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て2018年に株式会社ナコードを設立。 主にWEBサイト・WEBサービス構築の領域で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメントの領域で支援をしています。 人間中心設計専門家。