Xデザイン学校 大阪分校 2020 6回目

教えもらえるのは6割

デザインでも経営でも、お尻に「センス」がつくものについて、教えてもらえるのはその通りやっておけば6割くらいは再現できるメソッド。何事もわかってしまうとわかってない時のことは忘れてしまうので、抽象度の高い分野ほどそうなる。禅・能・茶とかはその極なんだと思う。

センスを磨くには「人・本・旅」。センスは1日してならずなので、まずは6割でいかに稼ぐかの仕組みをつくるべき。その6割を繰り返すうちに、身体化して見えてくることもある、はず。

デザインの視点はどこで必要なのか

ユーザーに聞く前にビジネスとしてどうあるべきかの意志が必要。変化は何で、事業にとって何が課題で、ステークホルダーは誰々で。
そのあたりまで決めてから、じゃあどんな行動や関係の変化が起こっているか、ユーザーを調査する(この辺がUX)。いきなりユーザーに聞くと、スケールしない、というのはその通りだと思う。

そう考えるとユーザー調査ってホントにやらないといけないの?たいして発見ないんじゃないの?と思ってしまうし、それはその通りなのかもしれない、とも思う。

むしろデザインの視点が必要なのはその前段。日常からユーザー調査的な事をしてないといけない。その時に慌ててやってもだめ。
センスを磨くには「人・本・旅(ry

株式会社ナコード代表。 WEBサービスの事業会社や制作プロダクションを経て2018年に株式会社ナコードを設立。 主にWEBサイト・WEBサービス構築の領域で、UXデザインを活かした課題定義やプロジェクトマネジメントの領域で支援をしています。 人間中心設計専門家。