Xデザイン学校 大阪分校 2020 6回目

教えもらえるのは6割

デザインでも経営でも、お尻に「センス」がつくものについて、教えてもらえるのはその通りやっておけば6割くらいは再現できるメソッド。何事もわかってしまうとわかってない時のことは忘れてしまうので、抽象度の高い分野ほどそうなる。禅・能・茶とかはその極なんだと思う。

センスを磨くには「人・本・旅」。センスは1日してならずなので、まずは6割でいかに稼ぐかの仕組みをつくるべき。その6割を繰り返すうちに、身体化して見えてくることもある、はず。

デザインの視点はどこで必要なのか

ユーザーに聞く前にビジネスとしてどうあるべきかの意志が必要。変化は何で、事業にとって何が課題で、ステークホルダーは誰々で。
そのあたりまで決めてから、じゃあどんな行動や関係の変化が起こっているか、ユーザーを調査する(この辺がUX)。いきなりユーザーに聞くと、スケールしない、というのはその通りだと思う。

そう考えるとユーザー調査ってホントにやらないといけないの?たいして発見ないんじゃないの?と思ってしまうし、それはその通りなのかもしれない、とも思う。

むしろデザインの視点が必要なのはその前段。日常からユーザー調査的な事をしてないといけない。その時に慌ててやってもだめ。
センスを磨くには「人・本・旅(ry

Xデザイン学校 大阪分校 2020 3回目

8/1(月)梅雨明けでスッキリした天気のなか、XDesign学校の講義で梅田まで行ってきました。

大阪駅の混雑を避けるために中崎町で下車。カレーを食べたのち、軽く迷子になりながら現地に到着。中崎町は良いところですね。なぜか以前よりも素敵に感じました。

考える事について考える。

今日のテーマはビジネスインタビュー。

浅野先生からのビジネスインタビューに関する講義の際に「観察の際、君たちの浅はかな考えをいれてはいけない。もう少し考える事について考えたほうが良い」というお話がありました。

うーむ、わかったような所もあり、やはりわからない。

浅はかな頭でいくら考えても結局は浅はかなのでは?と思う絶望感を感じましたが、それはあながち間違っておらず、浅はかでない人の言動や行動を、予断を挟まずに視ることが始まりなのかもしれないです。禅だ。

そもそも我々は何について考えるのか?

インタビューの結果をもとに、サンプルとした会社の特徴から、ウィズコロナ時代のビジネスモデルを考える、というワークを行いました。

戦略と戦術のお話が浅野先生からもありましたが、そもそも我々は何について考えるのか?の小さな戦略を事前に設定すべきだったと反省。

佐藤先生からも「絞らないといけないですよ〜」と声がけがありましたが、まさにその通りで、考える力を有効活用するためにも、限りある考える力をどの方向に費やすか絞るべきでした。方向性が決まるとグンとパワーが出ますし。

せめて「Withコロナって何?」の設定くらいはしておいたほうが良かったです。よく考えたら前回のリモート回でその話はある程度したので、それをベースにもう少しチーム内で深めておけばよかったなと思った。

佐藤先生から宿題としても設定されましたが、次回までのキッチリ整理したいと思いました。

マスク苦手について考える。

ここからは講座とは直接関係の無い話。

個人的にマスクしながらコミュニケーションするのが、苦手だなと感じた1日でした。(これは福岡のWSでも感じたことですが。)

日本人は感情を読み取る際に目元を重視するらしい、のでこれを信じるならば、影響は少なそうなものですが、やはりほんの少しだけ不安になります。
なにかの本で読んだのですが、笑顔は口元と目元の2つの筋肉を使っていて、目元の筋肉は意図的に動かせない、つまり偽れないらしい。これまで思っていたより色々なことから感情を読み取っており、周囲の優しさとしての笑顔に助けられていたのかもしれない、と思いました。

「良い体験」について考える良い機会。

コロナ禍ではなんとなく素敵だと思っていたことが、実はそうでもないと感じることが多く「良い体験ってなんだろう?」と考えるには良い機会だと思います。

次回以降もみなさまよろしくおねがいします。

Xデザイン学校 大阪分校 2020 2回目

今日はXデザイン学校の2回目。今年はコロナ対策で隔回でオンライン講義となっており、今日が最初のオンライン講義でした。

冒頭で、講師の佐藤さんが、講義だけではなく雑談も交えゼミのような雰囲気で、とおっしゃっていましたが、実際に質問から派生したやりとりでも面白い話が聴くことができました。参加している方々がそもそも面白い方ばかりなので、調べても出てこないような生の意見が出てきたりとなかなかおもしろいです。
昨年はチーム単位でのやりとりが多かったのですが、今年、特にオンライン講義では物理的な席の配置がないこともあり、参加者全員でのコミュニケーションも数多く発生しそうで楽しみ。

雑談の楽しさ

質疑のなかで、抽象化について学生になかなか伝わらないが、学生の時にそういった考え方を教えておかないと、社会人になってから気づけないというお話がありました。
すぐに役立つ技術も大事だとは思うのですが、数年後に理解できる教えというのは貴重です。
自分自身の事として考えると、コロナ禍で時間ができて内省の時間が増えたこともあり、この学校で学んだことをUXやサービスデザインという枠を外して理解し、やっと自分の仕事や生活に活かせるようになってきたように感じています。

石の上にも三年。今すぐ役立つかどうかで取捨選択せず一回拾ってしまっておく、ブリコラージュ的な知恵の収集。その土台になる謙虚さが大事だなと感じます。

雑談で終わらないために

今回は「緊急事態宣言下での変化(など)」をポストイットに各自書き出して話し合うというワークを行いました。
自分は今回リーダー役を拝命しまして、ファシリテータ的な役回りも担いました。ワークを回す側としては、雑談で終わってしまわないよう気にしていたのですが、メンバーの皆さんが自分の意見を整理して発言してくれたこともあり、短い時間のなか、いい感じのところに着地できたと思います。

僕自身、ご一緒する方々のお話を聞きたくて仕方がなく、質問したい事も自分の言いたい事も山程あるのですが、それをしているとあっという間に時間切れになることを、これまでのワークショップで散々学んできました笑
今年はうまく自制し、目的への道筋も意識しつつ、議論のバランスをとっていきたいです。

「健康関所」なるパワーワード、コロナ下の胸ポケットの復権、突如みんなの胸に沸き上がる「地域経済への貢献」、、、などなど、できればもう少し時間をとって、コロナ禍での変化について話をしたかったのですが(雑談飢餓)それは次週以降のお楽しみということで、それまでにウィズコロナ時代での生活事業のタネについて思いを巡らせようと思います。

Xデザイン学校2020 ブートキャンプ

7月12日はXデザイン学校の初日でした。個人的に例年になくぼんやりとしたスタートでしたが、久々に浅野、佐藤両先生のお話をうかがって気の引き締まる思いがしました。簡単に振り返り。
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