先日、奈良県内にある「グッドジョブセンター」という障害者支援施設を訪問させていただきました。きっかけは、インクルーシブデザインの本。せっかく奈良県内に素敵な施設があるのだから訪問する機会を探していたところ、bonchiの中島さんに森下さんを紹介してもらいました。
当日、インクルーシブデザインの勉強会メンバーといっしょに施設を見学させていただきました。グッドジョブセンターの活動については書籍やネットの情報でなんとなく知ってはいましたが、やはり実際にその場で作品を見たり、働いている方と交流したりすることで、新しい発見や気づきがたくさんあります。
カラフルで多様な作品を利用者のみなさんが作っている現場も見せていただきましたが、なんというか芸大の工芸や彫刻コースの作業室を思わせる雰囲気でどこか懐かしくテンションがあがります。すごく、クリエイティブなんです。
見学の後、森下さんや小林さんと一緒にコーヒーを飲みながらお話しする時間も持つことができました。インクルーシブデザインへの興味を持ちつつも、障害者との関わり方に対する不安や恐れを持っていたのですが、森下さんから「支援とか難しく考えず、ただ話すだけでもいいのでは」というアドバイスが。難しく考えすぎていた自分を反省するとともに、見学させていただいて本当によかったと感じました。
最後に、森下さんや小林さんのニュートラルな雰囲気がとても印象的でした。多くの気づきや学びが得られました。一歩前へ進めそうです。機会をいただき心から感謝です。