読書感想文 武器になる哲学 その2

昨日に引き続き「武器になる哲学」の読書感想文。

クルト・レヴィンの「解凍 =混乱 =再凍結 」モデルの流れで紹介されていたウィリアム ・ブリッジズの指摘へのコメント。

キャリアや人生の 「転機 」というのは単に 「何かが始まる 」ということではなく 、むしろ 「何かが終わる 」時期なのだ 、ということです 。逆に言えば 「何かが終わる 」ことで初めて 「何かが始まる 」とも言えるわけですが 、多くの人は 、後者の 「開始 」ばかりに注目していて 、一体何が終わったのか 、何を終わらせるのかという 「終焉の問い 」にしっかりと向き合わないのです 。

まさにアンラーニング。

時間にも体力もそして気力も有限。

自分の何を捨てるかを決めないと本当にマナブ→ワカル→カワル事は出来ない。

これからの時代は現状をズルズルと延命させずにきっちり終わらせて、次に進む事が大事なんだろう。

読書感想文 武器になる哲学

浅野先生がfacebookにアップしていた「 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」という本を読み終わった。

刺激的な内容で色々と考えさせられるところがある。感じたことをメモ。

 

「見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選球眼を持つということです。そしてこの選球眼を与えてくれるのが、空間軸・時間軸での知識の広がり=教養だということです

山口 周. 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.167-169). Kindle 版.

なんだかんだ言ってプロローグが一番ガツンと来たかも。あたらしい時代のデザインを学ぶうえでなんで哲学・教養が必要かがものすごくコンパクトにかかれている。

上記で引用した常識に対する相対し方については「Aのことが分かる為にはBやCとの関連性が分からない」ということにも通じ腹落ちした。

アーレントは「分業」という点に注目します。ユダヤ人の名簿作成から始まって、検挙、拘留、移送、処刑に及ぶまでのオペレーションを様々な人々が分担するため、システム全体の責任所在は曖昧になり、極めて責任転嫁のしやすい環境が生まれます

山口 周. 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1402-1404). Kindle 版.

ホロコーストをアイヒマンがどのよう設計したか。「分担」させることで、自分は全体の作業の一部を担っただけという意識になり、良心の呵責に苛まれないというもの。

怖い話だと思いつつ,

そういった事に限らず、多くの仕事は階層に別れ分担されており、全員が責任を分散しあっているということについて誰しも心当たりがあるように思える。

企業の炎上案件というのもこれと同じ感じで起きているのではないかと思った。だれが見てもヤバイ案件など、どこかで指摘が入りそうなものだと思われがちだが「企画したのは自分ではない」「自分が作ってるだけ」「最終決定するのはクライアント」という意識がどこかで働き、最終的に世に出てしまうのではないか。

他にも色々あるけれど、疲れたので今日はここまで。

Xデザイン学校 最終回

約半年間通ったXデザイン学校をつい先日修了。

振り返るとアッと言う間だったけれど、浅野先生の教え、チームでの議論、深セン旅行、台湾サービスデザイナーとの交流などありえないくらいに濃密な半年間は、自分の価値観に大きな影響を与えてくれました。

40歳という節目に残りの人生のための素晴らしい準備ができたけど、まだまだ学ぶことは多い。ゆえに来年も引き続きお世話になりたいと思っております。(つまりは留年)

サービス提案は、残念ながらノーマネーでフィニッシュ

最終日ではこれまで検討を重ねてきた新サービスをアクティングアウトとして発表。

年末年始とチームメートであつまって頑張りましたが、結果は残念ながらノーマネーでフィニッシュ。アクティングアウトに関してはユーザーの態度変容や利用状況の変化をクライアントに対して伝えるとう目的がなく、イチから順に「こんなサービスです」という説明になってしまった。

また、サービスの内容をあーだこーだと議論する前に一回アクティングアウトをしていけばよかったとも思うけど、そういう目的をキッチリ持っていなかったから、結果は一緒だったかも、、とも思う。

あと、、深センで見聞きしたことをそのままサービスに反映しようとしてしまったのは、、恥ずかしすぎて赤面もの。浅野先生からUberなどのC2Cサービスで起こっている、これから起こるであろう事についての指摘をうけ、しどろもどろに受答えをしている様子が映像にのこっているらしいがイマスグ消去していただきたいものです笑
兎にも角にも考えが浅く、全くアンラーニングできていない。うーむ。

あと、チームで検討すればするほど、サービスが綺麗にそれっぽくなり、疑問をはさみずらくなるのかも、、ということも感じた。これはまた別の機会にちゃんと振り返りたい。

「豊かさ」「幸せ」とはなんぞやについて考える

とまぁ、発表体はうまくいったとは言い難かったが、それにも増して、マシマシで、本当にこの学校に参加してよかったと思ってる。

一番良かったことは「豊かさ」「幸せ」といったことについて、真剣に考えるようになるきっかけを与えてくれたこと。子供ができてから、ぼんやりとそういうことを考えていたけれど、いまでは1日中ずーっとそんなことを考えている。

なので、講座を通してもっとも悔しかったのは、僕らで考えたサービスでだれがどんな風に幸せになるか、考え抜くことができなかったこと。
この1週間毎日何回か思い出して舌打ちしている。

物事を正しく理解する意欲

翌日に名古屋のUX界隈の方々とトヨタ産業技術記念館へ行った際も話をしたが、IA,UX,サービスデザインと僕が興味を思ってきた界隈の人たちは物事を正しく理解する意欲のようなものを持っていると思う。
僕自身もそういう人間だと思っているし、同じような性質の人は好きだ。

この学校でもそういう人たちと出会って、一緒に真剣に物事を語り合えたのは幸せなことだった。(おじさんなので若いやつに真剣に話をきいてもらえるだけで嬉しいw)

今後もそういった人たちとなにかを成し遂げたいし、身につけた技術や知識で世の中を少しでも良くしたいなぁと思うようになってきた。

自分はなにをすべきか

ここで学んだことを今後のお仕事に活かしたく、なおかつ現在フリーランスで請けているお仕事とは明確に切り離したく思い、昨年末にナコードという会社を設立した。

色々と諸先輩方からのお話を伺いながらよりよいサービスや仕組みを社会に実装してくために、ナコードとしてできることはなんだろう?と考えている。

どうしてもWEBディレクター堤としての経験と組み合わせて考えてしまうのだけど、あれ?それでいいの?と思い直したりという事を繰り返している。

起業にあたって、研究生として参加されている髙橋社長と出会えたことはとても幸運だった。

習慣化・継続することの大切さを、経営者としてなすべきこと、そして筋トレなどw、勝手に経営の師匠として学ばせていただいた。

また事業とは別で、こういった素晴らしい場を維持発展させていくことにも携われればと思ってる。

向かう先はみえた

1~3月はありがたいことに1年で最も忙しい。フィジカル/メンタルともに追い込まれるこの時期、昨年は10年先を考えたときにどちらへ向かうべきか考えあぐねていたのだけど、今年は向かう方向だけは明確に見えている。これは大きな進歩だと思う。

浅野先生、山崎先生、佐藤さん、研究生・ベーシックコースのみなさま本当にありがとうございました。
そして素敵なAチームのみなさま、良い仲間に恵まれて嬉しかったです!

なによりも、今後共よろしくおねがいします。

プリントパックのサイトで名刺を注文した話

最近はメジャーなWEBサービスの設計はどこも洗練されていて、使い方がわからん、困ることってあんまりなかったのだが、今日久々に「ぜんぜんわからん」という事があった。

ナコードの名刺を作ったので印刷をお願いするためにプリントパックのページを見てみたのだが、これがまた全然わからん。僕のなかでダメサイト・オブ・ザ・イヤーが早くも決定した感じがある。

まず、どこを押せば名刺に関するページに移動できるかわからない。
で、急ぎで手配したかったので発送手段が宅急便なのかメール便なのか知りたかったのだけど、、結局サイトでは解決できなかった。
結局お店に電話して聞いてみたのだけど「宅急便です。発送日の翌日届きます」とのこと。(慣れた感じで教えてくれたので他にも同様の悩みを抱えた人がいるのだろう・・・。)

今、改めてサイトを見てみると発送は「ネコポス便」が基本と記載がある。
で、「ネコポス便での出荷のため、お手元へのお届けには数日かかります。」と注釈で書かれている。
ネコポス便をヤマトのサイトで見ると「宅急便レベルの翌日配達でポストに投函するサービス」とある。
てことは、サイトに書かれた「お手元へのお届けには数日かかります。」はエクスキューズとして書いてるだけなのか?

で、結局ナコードの名刺は予定通り明後日に届くんだろうか??
結局いまだになにもわかっていないのかもしれない。

 

サービスデザインワークショップ2018:Vol.2 日本ステージ

12月1日・2日と、日台のサービスデザイナー協同のワークショップに参加しました。
深セン旅行と連チャンになってしまった疲れと、なんとなくの行き詰まり感みたいなものがあり、わりと途方にくれているのですが、次の週を始めるために、ひとまず振り返ってみました。

(最初に書いておくと、ブログで振り返ってよかったです。いやー「思考の外化」って最高ですねー!)

ワークショップの内容としては、台湾チームが日本観光するところを、日本チームがシャドーイング(観察)。
台湾人観光客がどんな時に、どんなものに興味を持ち嬉しいのかを発見しサービスの提案につなげるという内容。
9月に京都で行ったXデザイン学校のプログラムと似たような流れだが、今回は特定の人を観察する点で少し違う。

観察

冒頭の講義で「観察の成果は、観察者の力量に左右される」とのありがたいお言葉。
観察の成果は価値マップの品質〜サービスの提案にダイレクトに響くわけですので、日本人チームにかかるプレッシャーが半端ないw

観察中の反省点としては「台湾人特有」ということに拘りすぎた、かもしれない。焦点を絞りすぎた、というか。
これって「台湾人特有」なのか判断する基準がなく戸惑ったのだけど、もっと素直な目線で行動を観察して、あとでフルイにかければよかったね、と今考えるとそう思う。
まぁこの辺のさじ加減は経験かセンスか。

日本人との違いのなさ、ってとこを素直にとらえても良かったかも。日本人と「同じ」ということは、欧米の観光客との明らかな「違い」のはず。
で、ここまで書いて「あれー?日本人とばかり比べてて良いんでしたっけー??」といまさら思ったり。

あと、印象に残っているのが昼食時。
日曜日の京都ってことで、メシ屋はどこもいっぱい。日本男児のメンツにかけて、お店探しに四散するわけですが、、留守番で残った僕に台湾ガールズが「時間ないし、コンビニでいいのに」って笑

で、なんで僕は一番印象に残っているその場面をKAカードに書かなかったかなー?

各国の観光客が望むランチってどんな感じなんやろ?自分も海外でランチ難民になったことが多いので気になったりする。(さんざん迷ったあげく1時間前に見かけた無難な店に入ってしまうこと多々)
京都のお店で解決せずとも、移動のなかでスマートに解決するとかできないかしら?
とか、今更ながらに考えている。

KAカード・価値マップの作成

会場に戻ってからはKAカードと価値マップの作成。
日台共同を意識しすぎてか、KAカードも台湾メンバーに書いてもらったけど、カード作成までは日本メンバーだけでやってしまったほうが良かったなと思う。
この辺はグループワークの進め方をもっと自信をもって提案できるようになりたいなぁと感じる。それに限らず、そろそろ「テクニック」を本格的に学び始めても良いかなぁと思い始めた(あと語学)。

また、この2日間「価値マップ不要論」を盛んにとなえていた私ですが(笑)こうやってブログで振り返ってみると、価値をグルーピングして俯瞰してみる事の意味がなーんとなく見えて来たように思う。
KAカードは素直に作ってしまって良いので、それらの比較や関係性を見ることで、どの価値がもっとも重要なのか、どこに注目すべきなのか、何が京都の価値を支えているか、そんな事が見えてくるかもしれんなぁ〜と、やっと理解できたような気がします。

これはつまりこれまでは「俺だけにしか観察できない特別な価値を見つけてやるぜ」みたいな力みがあったことを認めざるを得ない、まぁなんというか非常に恥ずかしい告白でもあるのですが、それに気づけたって事はこれまでの経験上、きっと大きな成長なんでしょう。

懇親会

ここまでで1日目は終了。
懇親会で色々な方々と交流。この時点で疲れすぎてて、すでにあまり覚えていない。
終盤にハイコンテクスト文化について米田さんと一緒に台湾チームに解説。
周さんは的確に翻訳してくれていたと思うが「ああ、こうやって他国の文化は誤った伝わり方をするのか・・・」と感じていた。
だって「まぁ、僕の言ってることがすべてじゃないけど、そこは察してくれるよね?」とか思いながら話してたしw

UXパターン・サービスの作成

あまりうまくいかなかったUXパターンの作成。
語学やキャラクタ的に議論が深まらなかったという要因はありつつも、前段階でそれぞれの価値の重み付けや関連をちゃんとやれなかったことが響いていたんじゃないかと思う。
個別の行動に着目しすぎて、京都観光全体の価値みたいなものに目が行ってなかった。
まぁそうすると考えられるサービスも、焦点のぼやけたフワフワっとしたものしか出てこないわけですな。

まとめ

Xデザイン学校のチームメイトをはじめ、多方にご迷惑をかけつつ参加したワークショップでしたが、参加して本当によかった。
最終的なアウトプットはうまくいかなかったものの、振り返ってみるとわりと明確に課題は見える。見えるということは安心だ。
冒頭にも書いたが、ブログで振り返ることで見えてきた事が多く、この1週間を考えると、なんださっさとブログ書いちまえばよかったぜ、と思う次第。

最後に、貴重な体験を共有できたAチームの皆様。またどこかで。再见吧!
あと、通訳で多大なご協力をいただいた周さんに感謝申し上げます。非常感谢!

 

Xデザイン学校2018年秋の海外研修旅行@深圳

11/23〜25の間、Xデザイン学校2018年秋の海外研修旅行@深圳に参加し深セン、香港、マカオへ。詳細は後日、まずは簡単な振り返りを。

短期間ではあるが、街をみたり、講師の澤田さんのお話を伺ったりして、日本、というか世界のどの都市も深センと同じことはできないと感じた。

すでに実現している状態を見てしまうと「普通に考えたらそれがいいよね」と思うような事が多いが、それらの多くは日本では諸事情で実現できない、といったことだと思う。ここは苦しい。
ただ、未来のユーザー体験が生まれている(そして死んでいる)街であることは間違いない。
そこから学べることは多いと思う。

深センだけでなく、香港、マカオに同時に行ったのも良かった。
そのコントラストから感じることもある。

深センのお土産話を聞いても多分あまり意味がない。「要はこういうことなんだよ」と説明できるものでもないし、できても次の日には変わっていそう。

主催頂いた浅野先生、コーディネートいただいた佐藤さん、講師の澤田さん、ありがとうございました。
また行きたい。

はじめてのwechatpayでのお買い物。おねえさんがテンション高く教えてくれました。ここは相手QRをスキャンして送金するパターン。個人商店はたいがいこれ。

夜の老街。買い物してるのは若者ばかり。みんなホワイトカラーだそうです。

澤田さんによる講義。

モバイルバッテリーのレンタル。借りた場所以外でも返せる。

F5未来商店。ロボットが作ってくれるみたいなイメージだがインスタント食品だった。
裏でおっさんがオペレーションしてるかどうかは不明w


電車のきっぷもwechatpayで買える、が、これは全然便利じゃない。現地の人はアプリかカードで載ってるっぽい。


恵文社みたいな本屋。ジャズレコードが充実してた。


フリマっぽい。クリエイターごとに工夫されたQRコードを作ってる。


ここはSANYOとの合弁会社の工場跡地。


イルミネーションを見に少年宮駅へ移動。深セン書城はもっとちゃんと見ればよかった。他の方の写真をみて後悔。


改革開放40周年のイルミネーション。すんげー。改革開放バンザイってなるわなー。


晩ごはんはみんなで火鍋。アプリで順番待ちの札を取れる。自分の順番に間に合わないと到着から3番目に回される仕組み。この店独自のサービスではない(はず)。待合室にはお菓子と無料のネイルサービスが。


最終日はひとりで深センをぶらり。とんでもなくデカイというか重量感のあるビルとオブジェ。証券取引所。この建物が一番インパクトあったなぁ。。


アリババのスーパー。「盒馬(フーマー)鮮生」。ここが一番インパクトあったかなぁ。


んで、高速艇に乗り込みマカオへ。雨のマカオは人多すぎ歩道狭すぎでカオス。


単純比較できるものではないけど、さっきまでいたフーマーとの違いがすごい。

香港のショッピングセンターのイルミネーション。ジャンプするとイルミネーションが反応する。楽しい。

時間が前後するけど、老街ではこういう串焼きみたいなのを食べてる人が多かった。30串ってことは何人かでシェアするんだろうね。

 

Xiaomiの旗艦店。このあたりはちょっとお金持ってる人が歩いている雰囲気。

 

深セン大学から見たやたら高いビル。なんのビルか未だにわからない。この辺をあるきながら澤田さんから聞いたお話が一番おもしろかったかも。

 

深センは電気自動車が多い。緑のナンバーが電気自動車。手前に写ってる3台はすべて電気自動車じゃなかろうか。 ガソリン車と電動車で年間に発行されるナンバーの発行枚数が異なるらしく、すぐ乗りたいなら電動車、、みたいなコントロールをしてるらしい。 充電ステーションに関しても発想がすごい。ショッピングセンターの横に高出力の充電ステーションを数百台まとめて作ってしまう。変電所もその横に作るらしいw

Xデザイン学校 7回目 ストーリーテリング

5月からスタートしたXデザイン学校も、気がつけば残り二回。まさに「光陰矢の如し」。「学成りがたし」を痛感する今日このごろです。

当初、Xデザイン学校へはUXデザイン(おそらく当時の私の認識では成果物を改善のためのUXのなにかw)を学ぶつもりで来たのだけど、今では起業家としてとても大切な視点を学んでいる、くらいに感じてる。
今回は冒頭で、いくつかのビジネスモデルの事例をお話いただいたが、兎にも角にも自分には知識の収蔵が足りていないと痛感。
それが無いとそもそも問いが立たない。
問が無い状態で、サービスを考えようとすると、これを使って何をしようかみたいなアイデア大会になってしまう。
例えば「ビッグデータ」「AI」「ドローン」とか。

まさに

ってやつですな。

今回も自分たちのサービスをめぐる議論のなかで「このサービスから取得したデータを使って〇〇しよう」みたいな話に流れてしまい、あぁ、きっとこれは前前前世からの呪いのようなものなんだろうと感じた。

ユーザーインタビューにおける呪い

呪いといえば、前日に行ったユーザーインタビュー(2回目)でも同じような事が。

「なぜなぜ5回」の話などを事前に確認していたのに、どうやっても「そのときどう思いました?」「それをしている時はどんな気持ちなんですか?」とか聞いてしまう。
メンバー全員がどうやってもそっちに流れる(笑

「ダイレクトに答えを聞きに行ってしまう」と誰かが言っていたけど、まさにそういう感じだと思う。

これはインタビュイー的にも実に答えにく、うまく答えようとして物語を作ってしまう、、と聞かれながら感じていた。
同じくインタビュイーだった森田さんも同じような事があったといっていたので、これも呪いのようなものなんだろうw

とはいえ、そういった反省をインタビュー中に都度確認して軌道修正していったこともあり、2回目のユーザーインタビューを元にした上位下位分析では前回と比べると格段に本質的な価値に迫れたと思う。
インタビュイーの感覚として前回は「自分の思ってる自分ってこんな感じやな~」と思ったが、今回は「おお、俺はこんな事思ってるんのか・・」と感じた。

やっぱ一回じゃわからんね。

バリューシナリオとアクティビティシナリオ

今回教えて頂いたバリューシナリオとアクティビティシナリオは、両方ともこれまで教わってきたサービスデザインの考え方に沿った、非常に強力なツールだと感じた。

バリューシナリオはユーザー側とビジネス側の情報とってもわかりやすく可視化できるし、アクティビティシナリオは、思い込みのユーザー環境を一度取っ払って評価できる。

普段やってる事に近いせいもあるかもしれないが、サービスデザインってなんだろね?ってことの理解ができているから、すんなり入ってきたのかも。

一回、最後までやってみるしかない

発表まであと二回。正直わりとモヤっとしている部分があるのだけど、ここからの軌道修正はほぼできない、と感じている。

先生に釘をさされたが、こっからサービスのかたちを変えると、アイデア勝負になってしまいこれまでのプロセスが無駄になってしまうだろう。

正しい方法でこれをリカバーしようとすると、、さてどこまで遡ろうか・・・と。。

ここに来てやっと第四回あたりで前回参加者が口を揃えて言っていた「ここが最後まで響く」を理解できた。

高橋社長への追加でヒアリングをさせていただいたり、あとはCVCAの記述はしたいと思いつつ、もうこれは最後まで一回通してやってみよう、そして輪回してまた来年同じ場所に戻って来ようと思ったのでした。

Xデザイン学校 6回目 ユーザー情報の可視化

前回の2DAYSで燃え尽きたのか、今回はなんとなく楽しいムードで展開。
そういう時はやはり落とし穴、、というか何かの沼にハマっていると考えて間違いない。インタビュイーとして喋り疲れたのはあったのですが、正直これまでの講義のなかで一番アタマの疲れが少ない回だった。
つまり、、あまりモノを考えてなかった、、、第六回の振り返りです。

目的を理解していないから、ルールにこだわる。

結論としては「これはインタビューもう一回やらないとダメかもわからんね」でした。

ブログを書く前に講義の資料を見返したのだけど、『「あなたにとっての豊かな生活とは?」を深く聞く』って書いてるやーん笑
全然できてないやーん笑

しかし毎度毎度なぜ同じような間違いをしてしまうのか。
やはり兎にも角にもゴールが見えてないから、調査の目的を理解しきっていないからではなかろうか。
だから、スライドやシートに書かれたことをなぞることを考えてしまう。拠り所にしてしまう。

インタビュアー以外は質問してはいけないというルールはあるけども「あれ、これもっとこういうこと聞かないといけなんじゃね??」みたいなコミュニケーションはあっても良かったんだろうと思っている。
真面目に取り組んでいるからこそ起こってしまうことかもだけど、この辺りはUXの話とは別でチーム内で最後までになんとかしたいポイントだなぁ。

なお、僕自身についてはインタビュイーになりきる事ばかり考えていたのと、しゃべるのが楽しくなってしまった(おっさんの証)が致命的でした。

「豊かな生活」って、 一体なにかね?

もうひとつ、「豊かな生活」がどんなものなのか、我々は答えをもっておらず、それを明らかにするために色々な技法を駆使ししているのだということに、いまさらながらに気づいた。(当たり前すぎて恥ずかしいが・・・)

京都でフィールドワークをしたが、京都の豊かさが一般的なくらしに適用できるか、といえばできない。だから概念化して、汎用性のあるUXパターンに落とし込んだのが前回。

ペルソナ/シナリオ法も同じで、今回のインタビュイーだった僕の趣味嗜好が、そのまま一般化できるか?といえばできるわけがない。(できればそうあってほしいけどw)
だから深く聞いて聞いて掘りまくって、僕自身が気づいていないような「本質的な欲求」を導き出さねばならなかった。

書いてみる「当たり前やん」って内容だけど、自分で気づけたのはわりと良いことなんでは無いかと思ってる笑

山歩きで感じた「豊かな生活」

話は変わって、、先週末は曽爾高原の倶留尊山に登ってきました。

倶留尊山はそこそこの険しさで山登り感があるのだけど、ふもとのお亀池周辺はゆるやかな勾配とすすき野原の景観が素晴らしく、家族連れやカップルで賑わっていた。

軽装で気張らずピクニックをしている家族連れをみると、キャンプやグランピングのようなアウトドアとはまた違う豊かさを感じた。

特にピクニックをしている家族の多くが少人数だったことも印象に残っている。(靭公園や難波宮でのピクニックってグループが目立つイメージがあったので、それと対象的だ。)

山を登っていてもそんなことを考えずにはいられないのは、少しは身体化しているってことだろうか。

まーとりあえずはインタビューのリトライかなぁ。。

行動で脳にクセを付けてしまう、という事。

酒もタバコも止めて暇になったので、腕立て伏せ100回×連続30日ってのを1ヶ月前くらいにチャレンジし、見事に達成することができた。パチパチパチ。

腕立て伏せを毎日100回×30日続けたらこうなった
https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapan/100-pushup-challenge?utm_term=.txOGZanZv

リンク先のようにムキムキにはならなかったけど、運動するクセのようなものがついて、今では筋トレのほかに毎日ランニングまでするようにまでなってしまった。子供が寝静まると走りに行きたくてソワソワする。まるで散歩を待つ犬である。