思ってたんとちょっと違っていたけど、読んで良かった。
途中、デザイン思考をこき下ろすパートがあるのだけどそこがめっちゃ面白いwそしてわりと同意。
デザイン思考にしろUXDにしろ正しい(とされる)手順で物事を考えれば良いアイデアやサービスが射出成形されるわけではもちろんなく。
正しい(とされる)手順は不安を払拭してくれるけど、それだけでは核心には迫れないということが、この本を読むとよく分かって勉強になった。というか今日び「手法」を身につければ誰でも良い結果を生める、ってものがどんどん減っている。
最後は「関心を寄せ、気遣いをするために人は存在する」って言葉で〆られてるのだけど、そう考えて楽しく生きたいと思った。
しかし、「「手法」を身につければ誰でも良い結果を生める、ってものがどんどん減っている。」ってさらっと書いたけど、これ大変なことだよなぁ。今どきの学生とかものすごい不安なんじゃなかろうか・・・。理系に寄るのもわかる。なにより普通の親ならそうさせると思う。