Xデザイン学校 マスターコース 1回目 課題の抽出 その2

前回のブログが反省会で終わってしまっているので、、過去の講義を振り返ったり、新たにインプットしたりしながら、やるべきこととその理由を整理してみた。

まず、ハウス食品さんが変わらないといけない理由としてあげていた、食をとりまく環境の変化は下記の4点。

1. 個(孤)食化
2. 簡便化
3. 食の嗜好の多様化
4. 外部化

これによって現在の中核事業である香辛・調味加工食品事業の商品を扱うシーンが減少、今後もこの傾向は続くと考えられる。同じ理由で、現在の主要顧客接点であるスーパーマーケット自体の売上も減少している。
ただ、現状でもレトルトカレーの強化など手は打っていて縮小幅は抑制できている。
そのため、今回提案すべきは新しいカレー製品ではなく、新しい市場に向けた新しい製品・サービスである。

ここまで整理して、これを顧客目線で考えようとしたときに「あれ?問題はどこにいった??」となった。
少しの間考えて、ああ、僕らはこういった環境の変化を、顧客目線で読みといて問いをたてなければいけないのだと、やっと理解できた(と思う)。

こういった変化はなぜ起きているか?食の変化以前の社会環境や人の心の変化はどうか?
どんな新しい課題が生まれているのか?どんなことに喜びを感じるのか?
それを考えてくいかなければいけない。

冒頭の4つの変化はよく聞くトピックではあるので、公開されている情報から変化の要因を把握できそうである。
ただ、ユーザーが実際にどういった行動をして、どんな気持ちになっているか、まではわからないので、行動観察やインタビューが必要なのだろう。そもそもこの4つにこだわる必要はなさそう。
(直接観察するのは難しそうなので、日記法とインタビューが良いだろうか。)

そうやって発見した課題を解決するために、ハウス食品さんがやるべきことを考えなければならないのだろう。
そのためにはハウス食品が何を提供している会社なのか、企業の理念や信条はなにか?どんなアセットを持っているか理解する必要がある。(佐藤先生がおっしゃっていた「ハウス食品が実は「何業」なのか」という問いかけはこういうことだと考えている。)

こう書いてみると「そんなの当たり前やん」って思ってしまうのだけど、、外化したことで、やるべきことが整理できたように感じる。

前回の講義で全体のスケジュールを立てるよう話があったけど、それ本当に大事だよなぁと思った。
反復も含めて仮で全体スケジュール立てて、解決すべき課題が見えた時点でリスケするって感じかなぁ。。やはり観察〜問題提起のところが一番重要になりそうだ。

Xデザイン学校 マスターコース 1回目 課題の抽出 

初心忘れるべからず。

(画像は「禅マインド ビギナーズ・マインド」より)

昨年のベーシックコースに引き続き、今年はマスターコースでの学びが始まった。

今回は精神的ダメージが少ないな・・・と思っていた矢先、浅野師父より「過去の成功体験に捕らわれている、アンラーンできていない」との指摘をいただいた。

昨年のベーシックコースで学んだこと、今年度の開講までに自分で得た知識、ディレクターとしてのスキル、など手持ちのカードを使ってうまく結果を出したい、という姿勢が見えていたのだと思う。

自分はわかっていない、ということを忘れていた。これは相当恥ずかしいが、新たなスタートにおいてとても的確な指摘をいただけたと思う。(コイツ相当ヤバイぞ、と感じられたのだと思う。)

マスターコースはマスターのためのコースではなく、マスターに近づくためのコースだ。
自分はその山を登り始めた、ということを改めて認識したい。
(いまのところ頂上が見えていないのだけど)

今回の講義について

マスターコースではベーシックコースのワークショップ形式の講義とは異なり、各チームに進行スケジュールや手法がある程度委ねられており、より実戦にちかい形式となる。(この手法で分析しなさい、とかではない。)

今年はハウス食品さんにテーマを頂き、ハウス食品さんの3年後のビジネスを考えていく。

第一回のテーマは「課題の抽出 」。

ハウス食品さんより現状についてオリエンをしていただいたのちに、各チームに別れて課題抽出をした。

良かった点は、製品ではなくユーザーの変化や、食事や調理に何がもとめられているのか?といったことを中心に整理しようとしたこと。あと、一応問いは立てた、、つもり。

悪かった点は、誰でも知ってる現状を整理したにすぎず、また変化する状況にどう対応するか、という方向になってしまっていたこと。(焦点化もできていない。)新しい価値を提示し、ユーザーの行動を変化させる、といった視点が欠けていた。

今後は、食事そのものについて深掘りしユーザーは何が嬉しいのか探り、そこに対してハウス食品さんがどういった形で新しい価値を提供できるか考えてみたいと思う。

(日本の食事だけを見るのではなく、海外の食事についても調べてなければいけないはず)

ただ、本当にそれでいいのだろうか?というモヤモヤ感はある。

何を考えるかを考えないといけない、というのがマスターコースの難しいところ・・・。

佐藤先生からは「ハウス食品が実は「何業」なのか、考えてみてください。」というアドバイスをいただいているので、一度、昨年の講義を振り返りつつ、チームメンバーに相談してみたい。

大阪分校について

昨年よりも明らかに人数が増えていて驚いた。

なんというか、学びの場が発展していく時期に立ちあっていることを嬉しく思った。いつも思うが自分は幸運だ。

ベーシックコースで学び始めた時のように、改めて初心者の状態に戻り、もう一年間学んでみたい思う。

日本一のパワースポットにお参り

3月31日(日)祖父母の13回忌と7回忌のため、朝6時起きで実家の浜松に帰省。
こんなときにしか会えない親戚との話もはずみ、法事はつつがなく終了。

関西に帰る前に、先日「日本史の内幕(磯田 道史)」で紹介されていた日本一のパワースポット元城町東照宮へ立ち寄る。

ここは曳馬城跡に立てられた東照宮。
なぜ「日本一のパワースポット」と言われるかというと、ふたりの天下人ゆかりの地だから。

一人目は太閤豊臣秀吉。木下藤吉郎時代に愛知から針を売りながら浜松に流れ、はじめて使えたのがこの曳馬城を居城とする松下氏。

二人目は神君徳川家康。この曳馬城を拡大して浜松城にしたとのこと。
三方原の戦いで命からがら逃げ戻ったのは曳馬城時代。

ここから大通りを挟んだところにあった小学校に通っていたくらいの地元エリアなのだけど、こんな重要なスポットがあるだなんて最近まで全然知らなかった。地元でも磯田先生が紹介したことでかなり有名になったそうで、こういった歴史の掘り起こしみたいなものは、地方都市にとって重要だよなぁと思った。名所旧跡をつないで物語として紹介することで、新しい価値が生まれる。

さて、去年に引き続き、挑戦の一年になりそうなので、改めて気を引き締めるためにお参りをしようと立ち寄ったのだけど、いざ手を合わせたときになにをお祈りして良いのかわからない。ああ、これは日頃から自分の目標をきっちり定めていないからだ、、と反省しながら一生懸命考える。

ビジネスが成功しますように、健康でいれますように、新しい挑戦が成功しますように、、、色々浮かんでくるのだけどなにかしっくりこない。なんで自分は挑戦とかしてるんだろうなぁと自己探索して辿り着いたのが「悔いなく生きられますように」。やっぱそれだよなぁ。

事前に直虎ちゃん放送中の写真を見ていたので少し心配していたが、現在はずいぶん落ち着いているようだ。

 

若き日の家康公と秀吉公の銅像が立っている。クオリティ高し。お互い反対に向いているのが意味ありげで面白い。
バリバリ現役時代の家康公。
木下藤吉郎時代の秀吉。なんで栗もってんだろ?
現在は本丸周辺しか残ってない浜松城だけど、往時は結構広い城域を持っていたようだ。通っていた小学校は二の丸あたりだったようだ。こういうのは面白い。

FACTFULNESS 少子化について

3割くらい読了。
人口問題について書かれた節を読んで、日本の少子化問題について、これまで自分が疑問におもっていた事を解消してくれた。

それと同じタイミングで、女性ひとりあたりの子供の数も減った。極度の貧困から抜け出した数十億の人々は、子供をたくさんつくる必要がなくなった。もう、家庭の小さな農場で、たくさんの子供を働かせなくてもいい。もう、病気で亡くなる子供の分だけ、多めに子供をつくらなくていい。女性も男性も教育を受けるようになると、子供には貧しい思いをさせたくない、もっと良い教育を受けさせたいと考えるようになる。手っ取り早いのは、子供の数を減らすことだ。
ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド. FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1209-1214). Kindle 版.

そういえば以前読んだ「ベーシックインカム」に、昔は子供というのは労働力であり老後の保障でありつまりは資産であったが(もちろん愛情の対象でもあっただろう)、年金や社会保障制度が整備されると、子供の資産性は薄れ、純粋に愛情を注ぐ対象になってきている、というような事が書いてあった(気がする)。

少子化の話になると「こどもを大切にしない社会だから、こどもを作ろうとしない」「保育園が・・・」といったことを問題にして論ずる事が多いように感じるのだけど、大前提のとしてこういう事実があることはみんあ意識したほうが良いんじゃないかなと思う。

してるようなしてないような日本の少子化対策。子供を増やすことよりも、少なくなった子供に教育リソースを集中する、といった事を考えていったほうが良いのではないかと思った。
「労働力」という観点でみると、ものすごく頑張って数を増やす意味はどれくらいあるんだろうか?と考えてしまう。(選択と集中をすべき、と考えているわけではない。)

当然、「子供が欲しい」という気持ちに応える社会というのは、それとはまた別の次元で非常ーに大切なことだ。

ただ、単に「増やす」という観点では、色々考えることが多いんじゃないかと思った。

武器になる哲学 その2

昨日に引き続き「武器になる哲学」の読書感想文。

クルト・レヴィンの「解凍 =混乱 =再凍結 」モデルの流れで紹介されていたウィリアム ・ブリッジズの指摘へのコメント。

キャリアや人生の 「転機 」というのは単に 「何かが始まる 」ということではなく 、むしろ 「何かが終わる 」時期なのだ 、ということです 。逆に言えば 「何かが終わる 」ことで初めて 「何かが始まる 」とも言えるわけですが 、多くの人は 、後者の 「開始 」ばかりに注目していて 、一体何が終わったのか 、何を終わらせるのかという 「終焉の問い 」にしっかりと向き合わないのです 。

まさにアンラーニング。

時間にも体力もそして気力も有限。

自分の何を捨てるかを決めないと本当にマナブ→ワカル→カワル事は出来ない。

これからの時代は現状をズルズルと延命させずにきっちり終わらせて、次に進む事が大事なんだろう。

武器になる哲学

浅野先生がfacebookにアップしていた「 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50」という本を読み終わった。

刺激的な内容で色々と考えさせられるところがある。感じたことをメモ。

 

「見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選球眼を持つということです。そしてこの選球眼を与えてくれるのが、空間軸・時間軸での知識の広がり=教養だということです

山口 周. 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.167-169). Kindle 版.

なんだかんだ言ってプロローグが一番ガツンと来たかも。あたらしい時代のデザインを学ぶうえでなんで哲学・教養が必要かがものすごくコンパクトにかかれている。

上記で引用した常識に対する相対し方については「Aのことが分かる為にはBやCとの関連性が分からない」ということにも通じ腹落ちした。

アーレントは「分業」という点に注目します。ユダヤ人の名簿作成から始まって、検挙、拘留、移送、処刑に及ぶまでのオペレーションを様々な人々が分担するため、システム全体の責任所在は曖昧になり、極めて責任転嫁のしやすい環境が生まれます

山口 周. 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1402-1404). Kindle 版.

ホロコーストをアイヒマンがどのよう設計したか。「分担」させることで、自分は全体の作業の一部を担っただけという意識になり、良心の呵責に苛まれないというもの。

怖い話だと思いつつ,

そういった事に限らず、多くの仕事は階層に別れ分担されており、全員が責任を分散しあっているということについて誰しも心当たりがあるように思える。

企業の炎上案件というのもこれと同じ感じで起きているのではないかと思った。だれが見てもヤバイ案件など、どこかで指摘が入りそうなものだと思われがちだが「企画したのは自分ではない」「自分が作ってるだけ」「最終決定するのはクライアント」という意識がどこかで働き、最終的に世に出てしまうのではないか。

他にも色々あるけれど、疲れたので今日はここまで。

Xデザイン学校 最終回

約半年間通ったXデザイン学校をつい先日修了。

振り返るとアッと言う間だったけれど、浅野先生の教え、チームでの議論、深セン旅行、台湾サービスデザイナーとの交流などありえないくらいに濃密な半年間は、自分の価値観に大きな影響を与えてくれました。

40歳という節目に残りの人生のための素晴らしい準備ができたけど、まだまだ学ぶことは多い。ゆえに来年も引き続きお世話になりたいと思っております。(つまりは留年)

サービス提案は、残念ながらノーマネーでフィニッシュ

最終日ではこれまで検討を重ねてきた新サービスをアクティングアウトとして発表。

年末年始とチームメートであつまって頑張りましたが、結果は残念ながらノーマネーでフィニッシュ。アクティングアウトに関してはユーザーの態度変容や利用状況の変化をクライアントに対して伝えるとう目的がなく、イチから順に「こんなサービスです」という説明になってしまった。

また、サービスの内容をあーだこーだと議論する前に一回アクティングアウトをしていけばよかったとも思うけど、そういう目的をキッチリ持っていなかったから、結果は一緒だったかも、、とも思う。

あと、、深センで見聞きしたことをそのままサービスに反映しようとしてしまったのは、、恥ずかしすぎて赤面もの。浅野先生からUberなどのC2Cサービスで起こっている、これから起こるであろう事についての指摘をうけ、しどろもどろに受答えをしている様子が映像にのこっているらしいがイマスグ消去していただきたいものです笑
兎にも角にも考えが浅く、全くアンラーニングできていない。うーむ。

あと、チームで検討すればするほど、サービスが綺麗にそれっぽくなり、疑問をはさみずらくなるのかも、、ということも感じた。これはまた別の機会にちゃんと振り返りたい。

「豊かさ」「幸せ」とはなんぞやについて考える

とまぁ、発表体はうまくいったとは言い難かったが、それにも増して、マシマシで、本当にこの学校に参加してよかったと思ってる。

一番良かったことは「豊かさ」「幸せ」といったことについて、真剣に考えるようになるきっかけを与えてくれたこと。子供ができてから、ぼんやりとそういうことを考えていたけれど、いまでは1日中ずーっとそんなことを考えている。

なので、講座を通してもっとも悔しかったのは、僕らで考えたサービスでだれがどんな風に幸せになるか、考え抜くことができなかったこと。
この1週間毎日何回か思い出して舌打ちしている。

物事を正しく理解する意欲

翌日に名古屋のUX界隈の方々とトヨタ産業技術記念館へ行った際も話をしたが、IA,UX,サービスデザインと僕が興味を思ってきた界隈の人たちは物事を正しく理解する意欲のようなものを持っていると思う。
僕自身もそういう人間だと思っているし、同じような性質の人は好きだ。

この学校でもそういう人たちと出会って、一緒に真剣に物事を語り合えたのは幸せなことだった。(おじさんなので若いやつに真剣に話をきいてもらえるだけで嬉しいw)

今後もそういった人たちとなにかを成し遂げたいし、身につけた技術や知識で世の中を少しでも良くしたいなぁと思うようになってきた。

自分はなにをすべきか

ここで学んだことを今後のお仕事に活かしたく、なおかつ現在フリーランスで請けているお仕事とは明確に切り離したく思い、昨年末にナコードという会社を設立した。

色々と諸先輩方からのお話を伺いながらよりよいサービスや仕組みを社会に実装してくために、ナコードとしてできることはなんだろう?と考えている。

どうしてもWEBディレクター堤としての経験と組み合わせて考えてしまうのだけど、あれ?それでいいの?と思い直したりという事を繰り返している。

起業にあたって、研究生として参加されている髙橋社長と出会えたことはとても幸運だった。

習慣化・継続することの大切さを、経営者としてなすべきこと、そして筋トレなどw、勝手に経営の師匠として学ばせていただいた。

また事業とは別で、こういった素晴らしい場を維持発展させていくことにも携われればと思ってる。

向かう先はみえた

1~3月はありがたいことに1年で最も忙しい。フィジカル/メンタルともに追い込まれるこの時期、昨年は10年先を考えたときにどちらへ向かうべきか考えあぐねていたのだけど、今年は向かう方向だけは明確に見えている。これは大きな進歩だと思う。

浅野先生、山崎先生、佐藤さん、研究生・ベーシックコースのみなさま本当にありがとうございました。
そして素敵なAチームのみなさま、良い仲間に恵まれて嬉しかったです!

なによりも、今後共よろしくおねがいします。

プリントパックのサイトで名刺を注文した話

最近はメジャーなWEBサービスの設計はどこも洗練されていて、使い方がわからん、困ることってあんまりなかったのだが、今日久々に「ぜんぜんわからん」という事があった。

ナコードの名刺を作ったので印刷をお願いするためにプリントパックのページを見てみたのだが、これがまた全然わからん。僕のなかでダメサイト・オブ・ザ・イヤーが早くも決定した感じがある。

まず、どこを押せば名刺に関するページに移動できるかわからない。
で、急ぎで手配したかったので発送手段が宅急便なのかメール便なのか知りたかったのだけど、、結局サイトでは解決できなかった。
結局お店に電話して聞いてみたのだけど「宅急便です。発送日の翌日届きます」とのこと。(慣れた感じで教えてくれたので他にも同様の悩みを抱えた人がいるのだろう・・・。)

今、改めてサイトを見てみると発送は「ネコポス便」が基本と記載がある。
で、「ネコポス便での出荷のため、お手元へのお届けには数日かかります。」と注釈で書かれている。
ネコポス便をヤマトのサイトで見ると「宅急便レベルの翌日配達でポストに投函するサービス」とある。
てことは、サイトに書かれた「お手元へのお届けには数日かかります。」はエクスキューズとして書いてるだけなのか?

で、結局ナコードの名刺は予定通り明後日に届くんだろうか??
結局いまだになにもわかっていないのかもしれない。

 

サービスデザインワークショップ2018:Vol.2 日本ステージ

12月1日・2日と、日台のサービスデザイナー協同のワークショップに参加しました。
深セン旅行と連チャンになってしまった疲れと、なんとなくの行き詰まり感みたいなものがあり、わりと途方にくれているのですが、次の週を始めるために、ひとまず振り返ってみました。

(最初に書いておくと、ブログで振り返ってよかったです。いやー「思考の外化」って最高ですねー!)

ワークショップの内容としては、台湾チームが日本観光するところを、日本チームがシャドーイング(観察)。
台湾人観光客がどんな時に、どんなものに興味を持ち嬉しいのかを発見しサービスの提案につなげるという内容。
9月に京都で行ったXデザイン学校のプログラムと似たような流れだが、今回は特定の人を観察する点で少し違う。

観察

冒頭の講義で「観察の成果は、観察者の力量に左右される」とのありがたいお言葉。
観察の成果は価値マップの品質〜サービスの提案にダイレクトに響くわけですので、日本人チームにかかるプレッシャーが半端ないw

観察中の反省点としては「台湾人特有」ということに拘りすぎた、かもしれない。焦点を絞りすぎた、というか。
これって「台湾人特有」なのか判断する基準がなく戸惑ったのだけど、もっと素直な目線で行動を観察して、あとでフルイにかければよかったね、と今考えるとそう思う。
まぁこの辺のさじ加減は経験かセンスか。

日本人との違いのなさ、ってとこを素直にとらえても良かったかも。日本人と「同じ」ということは、欧米の観光客との明らかな「違い」のはず。
で、ここまで書いて「あれー?日本人とばかり比べてて良いんでしたっけー??」といまさら思ったり。

あと、印象に残っているのが昼食時。
日曜日の京都ってことで、メシ屋はどこもいっぱい。日本男児のメンツにかけて、お店探しに四散するわけですが、、留守番で残った僕に台湾ガールズが「時間ないし、コンビニでいいのに」って笑

で、なんで僕は一番印象に残っているその場面をKAカードに書かなかったかなー?

各国の観光客が望むランチってどんな感じなんやろ?自分も海外でランチ難民になったことが多いので気になったりする。(さんざん迷ったあげく1時間前に見かけた無難な店に入ってしまうこと多々)
京都のお店で解決せずとも、移動のなかでスマートに解決するとかできないかしら?
とか、今更ながらに考えている。

KAカード・価値マップの作成

会場に戻ってからはKAカードと価値マップの作成。
日台共同を意識しすぎてか、KAカードも台湾メンバーに書いてもらったけど、カード作成までは日本メンバーだけでやってしまったほうが良かったなと思う。
この辺はグループワークの進め方をもっと自信をもって提案できるようになりたいなぁと感じる。それに限らず、そろそろ「テクニック」を本格的に学び始めても良いかなぁと思い始めた(あと語学)。

また、この2日間「価値マップ不要論」を盛んにとなえていた私ですが(笑)こうやってブログで振り返ってみると、価値をグルーピングして俯瞰してみる事の意味がなーんとなく見えて来たように思う。
KAカードは素直に作ってしまって良いので、それらの比較や関係性を見ることで、どの価値がもっとも重要なのか、どこに注目すべきなのか、何が京都の価値を支えているか、そんな事が見えてくるかもしれんなぁ〜と、やっと理解できたような気がします。

これはつまりこれまでは「俺だけにしか観察できない特別な価値を見つけてやるぜ」みたいな力みがあったことを認めざるを得ない、まぁなんというか非常に恥ずかしい告白でもあるのですが、それに気づけたって事はこれまでの経験上、きっと大きな成長なんでしょう。

懇親会

ここまでで1日目は終了。
懇親会で色々な方々と交流。この時点で疲れすぎてて、すでにあまり覚えていない。
終盤にハイコンテクスト文化について米田さんと一緒に台湾チームに解説。
周さんは的確に翻訳してくれていたと思うが「ああ、こうやって他国の文化は誤った伝わり方をするのか・・・」と感じていた。
だって「まぁ、僕の言ってることがすべてじゃないけど、そこは察してくれるよね?」とか思いながら話してたしw

UXパターン・サービスの作成

あまりうまくいかなかったUXパターンの作成。
語学やキャラクタ的に議論が深まらなかったという要因はありつつも、前段階でそれぞれの価値の重み付けや関連をちゃんとやれなかったことが響いていたんじゃないかと思う。
個別の行動に着目しすぎて、京都観光全体の価値みたいなものに目が行ってなかった。
まぁそうすると考えられるサービスも、焦点のぼやけたフワフワっとしたものしか出てこないわけですな。

まとめ

Xデザイン学校のチームメイトをはじめ、多方にご迷惑をかけつつ参加したワークショップでしたが、参加して本当によかった。
最終的なアウトプットはうまくいかなかったものの、振り返ってみるとわりと明確に課題は見える。見えるということは安心だ。
冒頭にも書いたが、ブログで振り返ることで見えてきた事が多く、この1週間を考えると、なんださっさとブログ書いちまえばよかったぜ、と思う次第。

最後に、貴重な体験を共有できたAチームの皆様。またどこかで。再见吧!
あと、通訳で多大なご協力をいただいた周さんに感謝申し上げます。非常感谢!

 

Xデザイン学校2018年秋の海外研修旅行@深圳

11/23〜25の間、Xデザイン学校2018年秋の海外研修旅行@深圳に参加し深セン、香港、マカオへ。詳細は後日、まずは簡単な振り返りを。

短期間ではあるが、街をみたり、講師の澤田さんのお話を伺ったりして、日本、というか世界のどの都市も深センと同じことはできないと感じた。

すでに実現している状態を見てしまうと「普通に考えたらそれがいいよね」と思うような事が多いが、それらの多くは日本では諸事情で実現できない、といったことだと思う。ここは苦しい。
ただ、未来のユーザー体験が生まれている(そして死んでいる)街であることは間違いない。
そこから学べることは多いと思う。

深センだけでなく、香港、マカオに同時に行ったのも良かった。
そのコントラストから感じることもある。

深センのお土産話を聞いても多分あまり意味がない。「要はこういうことなんだよ」と説明できるものでもないし、できても次の日には変わっていそう。

主催頂いた浅野先生、コーディネートいただいた佐藤さん、講師の澤田さん、ありがとうございました。
また行きたい。

はじめてのwechatpayでのお買い物。おねえさんがテンション高く教えてくれました。ここは相手QRをスキャンして送金するパターン。個人商店はたいがいこれ。

夜の老街。買い物してるのは若者ばかり。みんなホワイトカラーだそうです。

澤田さんによる講義。

モバイルバッテリーのレンタル。借りた場所以外でも返せる。

F5未来商店。ロボットが作ってくれるみたいなイメージだがインスタント食品だった。
裏でおっさんがオペレーションしてるかどうかは不明w


電車のきっぷもwechatpayで買える、が、これは全然便利じゃない。現地の人はアプリかカードで載ってるっぽい。


恵文社みたいな本屋。ジャズレコードが充実してた。


フリマっぽい。クリエイターごとに工夫されたQRコードを作ってる。


ここはSANYOとの合弁会社の工場跡地。


イルミネーションを見に少年宮駅へ移動。深セン書城はもっとちゃんと見ればよかった。他の方の写真をみて後悔。


改革開放40周年のイルミネーション。すんげー。改革開放バンザイってなるわなー。


晩ごはんはみんなで火鍋。アプリで順番待ちの札を取れる。自分の順番に間に合わないと到着から3番目に回される仕組み。この店独自のサービスではない(はず)。待合室にはお菓子と無料のネイルサービスが。


最終日はひとりで深センをぶらり。とんでもなくデカイというか重量感のあるビルとオブジェ。証券取引所。この建物が一番インパクトあったなぁ。。


アリババのスーパー。「盒馬(フーマー)鮮生」。ここが一番インパクトあったかなぁ。


んで、高速艇に乗り込みマカオへ。雨のマカオは人多すぎ歩道狭すぎでカオス。


単純比較できるものではないけど、さっきまでいたフーマーとの違いがすごい。

香港のショッピングセンターのイルミネーション。ジャンプするとイルミネーションが反応する。楽しい。

時間が前後するけど、老街ではこういう串焼きみたいなのを食べてる人が多かった。30串ってことは何人かでシェアするんだろうね。

 

Xiaomiの旗艦店。このあたりはちょっとお金持ってる人が歩いている雰囲気。

 

深セン大学から見たやたら高いビル。なんのビルか未だにわからない。この辺をあるきながら澤田さんから聞いたお話が一番おもしろかったかも。

 

深センは電気自動車が多い。緑のナンバーが電気自動車。手前に写ってる3台はすべて電気自動車じゃなかろうか。 ガソリン車と電動車で年間に発行されるナンバーの発行枚数が異なるらしく、すぐ乗りたいなら電動車、、みたいなコントロールをしてるらしい。 充電ステーションに関しても発想がすごい。ショッピングセンターの横に高出力の充電ステーションを数百台まとめて作ってしまう。変電所もその横に作るらしいw